特別展「牛久藩主とその時代」デザイン製作いたしました

10月29日から12月11日まで茨城県牛久市で開催される、牛久市教育委員会主催の特別展「牛久藩主とその時代」のポスター・チラシデザインをさせていただきました。

今回の特別展は、牛久市制30周年記念・重要文化財シャトーカミヤ旧醸造場施設災害復旧記念とのことで、シャトーカミヤ内のオエノンミュージアムが会場となっています。

展示のみどころは、なんといっても初公開の「牛久藩大名行列図」。描かれたひとりひとりの表情・装束・しぐさ……バラエティに富んでいて、詳細に見れば見るほど惹き込まれてしまいます。
担当者さんに説明していただいたのですが、この時代、各地の大名は参勤交代のつとめを果たすために大名行列を組織して江戸へ向かい(そしてまた郷里に帰り)ます。ところが、その行列の構成員は全員が藩の家臣というわけではなかったそうです。行列の体裁を整えるために、言うなればアルバイトのような人々が募集され、装束を割り当てて一緒に歩いてもらうという・・・ええっそうだったの?という意外な状況でした。大名は巨額の資金を投じて行列を組織しなければならないわけですので、できるだけ節約したいところ……なんだけれども、アルバイト代をけちりすぎてしまうと、お殿様であっても輿の担ぎ手に「やってらんねえ!」と、うっちゃられてしまうこともあったとか。
お殿様も必死だったのですね。。。なんだか急に身近に感じるエピソードです。
「牛久藩大名行列図」にも、さまざまな姿態の構成員が描かれています。絞りの羽織を着ているおしゃれな人、あれあなたよっぱらってない??と突っ込みたくなる赤ら顔でうれしそうな人。しわしわのおじいちゃんがいるかと思えば、ぴちぴちの若者もいる。
ああこの人たちはみんな、“牛久藩”の名の下に集まったんだね!と感慨無量です。

ぜひこの秋はご予定を組んで、牛久をお訪ねください!